屋久島④
翌朝7時頃起床。
他の方とはここでお別れ。皆さん更に山を登ったり、下山したりと様々です。
僕は縄文杉を撮影するという目的を果たしたので山を下ります。当初の予定では港に戻り、どこかの宿で一泊し、翌日早朝のフェリーに乗って鹿児島へ帰ろうと思っていましたが、昨日小屋で再会した彼と色々話している内に、入山口である白谷雲水峡の近くに白谷小屋という避難小屋があるから、そこに無料で泊まって宿泊代を浮かそう。そして早朝に山を下りてフェリーに乗ろう。
という話になり、予定変更で各々白谷小屋を目指すことに。
(霧)
二日目は雨が降ったり止んだりで、とても屋久島らしい天気でした。雨が近づいて来ると雨を受けた葉のサーっという音が近づいてきたり、いきなり無音になったりします。濃い霧が充満している森は昨日とはまた違い霊性溢れる雰囲気です。
(岩の上に生えてる)
(苔)
(ヒキガエル)
今日は天気の事もあってか3時間ほど誰とも会わない位閑散としていました。ゆっくり下って夕方4時頃白谷小屋到着。彼も既に着いていました。
夕食を食べながらお互いの身の上話や国の話、日本の漫画の話などしつつ、曇っていたので夕方6時には真っ暗になったので休みました。
日中身体を動かして腹が減ったらご飯を食べて、暗くなったら眠たいので寝る。
とても人間の生理に沿ったスケジュール。
二段ベットの上と下でポツリポツリ話しながらいつの間にか就寝。
⑤(最終章)へつづく